スパルタ式とノーマル式って何が違うの?

 

集中的に学習して効果を出したい! なら「スパルタ式」

「スパルタ式」というと“泣こうがわめこうがビシバシ英語を叩き込まれる”ようなイメージが湧くかもしれませんが、そういう意味ではないのでご安心を(笑)。「スパルタ式」は、別名「軍隊方式」とも呼ばれ、授業以外の時間も学校の監視下に置かれることを指します。例えば、「平日は外出禁止」や「強制自習」、「テストの点数次第では休日なし」など。これだけ聞くとすごく厳しい感じがしますが、制限が多い分学習時間が長くなり、結果的に学習効果も出やすいというメリットがあります。

【主なスパルタ式の特徴】※すべてのスパルタ式の学校が当てはまるわけではありません

平日外出禁止

母国語使用禁止

強制テスト(スコア次第で休日外出禁止の場合も…)

強制自習

遅刻・欠席のペナルティ制度

ルームチェック有り(冷蔵庫にアルコールが入っていたらアウト!)

 

授業以外の時間は自由に過ごしたい…なら「ノーマル式」

それに対し「ノーマル式」は、食事や就寝時間など最低限の規則はあるものの、授業以外の時間は比較的自由に過ごせます。自己管理のきちんとできる人であれば問題ないかと思いますが、誘惑に弱い自覚のある人は本来の目的や目標を忘れないよう注意が必要かもしれません。

【主なノーマル式の特徴】

授業後は外出可(門限がある場合も有り)

休日はアクティビティなどに参加可

カリキュラムは比較的ゆるめ

 

勉強も遊びも充実させたい! なら「セミスパルタ式」

ちなみに最近では、日本人経営の学校に多く見られる「セミスパルタ式」も目立つようになってきました。「セミスパルタ式」とは、昼間の学習時間はスパルタ式だけれど、夜は外出できるノーマル式というような、いいとこどりの“メリハリ系”。「勉強も遊びも充実させたい!」という人には、このタイプがオススメです。

【セミスパルタ式の特徴】

授業後は外出可(門限無しの場合も有り)

カリキュラムはみっちり系

 

 

なるほど、コラム。

ところでなぜ、「スパルタ式」がセブ島留学の定番になっているのでしょうか?

そのワケは、セブ島には韓国資本の語学学校が圧倒的に多いため。実は、「スパルタ式」を謳っている語学学校のほとんどは韓国系なのです。韓国人留学生のほとんどは、両親がお金を出しセブに来ているため、「親元を離れて遊び呆けないよう、学校が親代わりとなって厳しく監視して欲しい」という親の声を反映しているそう。

余談ですが、韓国には兵役制度(成人男性は原則2年軍隊に入らなければならない)があるため、韓国人にとって「スパルタ式」はそれほど苦痛なことではないと言われているのだそうです。